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前回は、商用ホームページ制作の最初にやるべき作業が
キーワード選定であるということを書きました。
キーワードの需要と供給の状況(競合状況)を見極めてから、
自社のホームページのタイトルを決めるのが鉄則というお話でしたね。
今号では、競合の激しいキーワードの対処法に触れたいと思います。
例えば、「ホームページ制作」はYahoo検索で1億2千万ページ以上も
存在する超激戦キーワードです。
(但し、これは正確な数値ではありません。)
後発のサイトでは、このような激戦区のキーワードで上位表示をする
のは困難です。
まず、上位表示は不可能と断言できるレベルでしょう。
このようなケースでは、単独キーワードでの上位表示は諦めて、
複数のキーワードの組み合わせで上位表示を狙うしかありません。
複数のキーワードを組み合わせる場合は、地域名称やより限定
されたサービス名等をセットにするとよいでしょう。
そこで、仮にキーワードを「ホームページ制作」と「花屋」の二つに
設定し、この二つでYahoo検索をすると競合は約106万ページに減少
します。
これを受けてサイトタイトルは
「花屋さんのホームページ制作専門 株式会社ABC」として、
サイトのコンテンツも花屋さんのホームページ制作に限定した内容に
するのが効果的となります。
例)<teitle>花屋さんのホームページ制作専門 株式会社ABC </title>
このように競合状況も考慮しながらキーワードを選定し、
その結果に基づいてサイトの内容を設計するのが基本となります。
つまり、キーワード選定の仕方よっては、当初のイメージよりも限定した
商材でサイトのコンテンツを作ることになります。
こうした吟味を経た方がより競争力のあるサイトが出来上がるので、
それだけに真っ先にキーワード選定の作業を行う必要があるのです。
キーワードの選定とサイトタイトルの決定の段階で、実は既に
勝負が決していることも多いものです。
この段階で失敗したら、いくら内容の濃いホームページを制作しても
そのサイトには閑古鳥が鳴くことが宿命づけられてしまうのです。
それだけキーワード選定の作業は大事になるのです。
今回はここまでとします。
次回は、「ホームページ内でのキーワードを適切に配置した文章
構成」について書いていきます。
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